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月別アーカイブ: 2023年4月

肩こりの原因は全身に!

肩こりの原因は、実は全身に潜んでいます。その中でも特に見落としがちなのが、「内臓疲労」と「身体のゆがみ」。この二点と肩こりの関係について、詳しく見ていきましょう。

◎内臓疲労が肩こりを引き起こす!?
肩こりとは一見あまり関係なさそうな内臓疲労。実はこれも、肩こりの原因になりえます。

現代の人々の食生活は、日常的に内臓に過剰な負担をかけています。特に、インスタント食品を食べることが多いなど食生活が乱れている人やお酒を毎日飲んでいる人、薬を服用している人などは、肝臓や腎臓に負担がかかっており、内臓疲労が溜まっている場合が多いです。

内臓疲労が溜まると、内臓を支えている背中の筋肉に負担がかかり筋肉が緊張しやすくなります。背中の筋肉が緊張し硬くなると、つながっている首や肩の筋肉も連動して硬くなってしまい、肩こりが引き起こされるのです。

内臓に過剰な負担を与えないためには、栄養バランスの取れた規則正しい食生活を心掛けることが一番です。サプリメントを飲むことで日々の栄養バランスを補っている人もいるかと思いますが、実は、サプリメントの飲みすぎによって逆に内臓に負担がかかっている、という場合もあります。まずは朝食を抜かない、お昼のメニューにサラダを足してみる、お酒を飲む回数を減らしていくなど、無理のない範囲で徐々に日々の食生活を改善していきましょう。内臓の負担が減ることで、肩こりをはじめ、慢性的な疲労まで緩和されるかもしれません。

◎体のゆがみを見直そう
身体全体の「ゆがみ」が、肩こりの原因になっているというケースも多く見られます。

「ゆがみ」とは、身体の弱い部分をかばうために起こるシステムによるものです。人体は、一時的にあえてゆがみを引き起こすことで、特定の箇所に負担がかからないように身体全体でかばい合っています。本来、このゆがみは、毎日睡眠をとることである程度リセットされるようになっています。しかし、睡眠時間が短かったり、睡眠のリズムが乱れていたりすると、長期間ゆがみがリセットされないままになります。そうすると、一時的なものであるはずのゆがみが身体に定着してしまい、首や肩に負担がかかっていた場合は長期的な肩こりの症状として表れてしまうのです。

身体のゆがみをとるためには、まずは睡眠環境を整えて定期的なリセットがきちんと行われるようにしましょう。加えて、整体などで外部から力を加えて全身を整えてもらうのもよい方法です。ゆがみを定着させてしまわないように、定期的なメンテナンスをしてあげることが大切です。

肩こりは、肩だけを気にかけていれば治るというものではありません。日々の生活習慣を整え、全身の健康に気を配ることで、慢性的な肩こりを改善していきましょう!

 

富田林市梅の里1-19-15
ますい鍼灸整骨院

 

肩こりのメカニズム

国民生活基礎調査によると、自覚症状のある体の不調について、男女ともに「肩こり」と「腰痛」が1位と2位を占めるという結果が出ており、肩こりはもはや現代の国民病と言えます。

多くの人が悩む肩こりの症状を和らげるためにも、まずは肩こりのメカニズムを知っておきましょう。

◎肩こりはなぜ起こる?
肩こりは、首から肩にかけての筋肉が疲労で硬くなり、血行が悪化することで引き起こされます。血行が悪くなると、筋肉に酸素や栄養が十分に供給されなくなります。すると筋肉はますます疲労が溜まって硬くなってしまい、肩こりが悪化していきます。

首や肩の筋肉は常に頭という重い部位を支えているため、普通に生活をしているだけでも負担がかかり緊張状態になっています。さらに現代では、スマホを見るために長時間下を向き続たり、デスクなどで長時間同じ姿勢を取り続ける生活をしている方も多いです。より筋肉に負担をかける生活を送っているために、現代の人々は肩こりが起こりやすくなっているのです。

◎目や内臓の疲れ、自律神経の乱れも原因に
スマホやパソコンといった画面を長く見つめていると、目の周辺の筋肉に負担がかかります。全身の筋肉はつながっているため、首や肩の筋肉も連動して緊張状態になります。目の疲れと肩こりは連動するのです。

また、全身がつながっているということは、背中の筋肉の疲労も肩こりに影響します。食生活が乱れ内臓に疲労が溜まると、それを支える背中の筋肉に負担がかかり、肩こりにつながります。

さらに、ストレスなどで自律神経が乱れると、全身の筋肉が緊張しやすくなるため、いつも以上に肩こりを感じやすくなるとされています。

肩こりを和らげるためには、首や肩の筋肉に直接アプローチするのはもちろんのこと、全身に潜んでいる原因を見つけることが大切です。

 

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ますい鍼灸整骨院