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どうして五月病になってしまうの?

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「五月病」は正式な病名ではありません。新年度の環境変化や大型連休、気温や天候など、環境の変化が大きい5月という時期に、憂鬱になる・なんとなく気分が優れない・仕事に行きたくない・体がだるいといった、状態になることをいいます。こうした体調や精神状態が長く続くと、うつ病に繋がる恐れもあるため、早めに改善していくことが重要になります。

 ◎なぜ、五月病になってしまうの?
五月病の主な原因は、ストレスといわれています。

新しい環境になかなか適応できないという状態に、運動不足や睡眠不足、食生活の乱れなどの要因が重なり、五月病になってしまうというケースが大半です。また、春から夏にかけての季節の移り変わりでは、気温や気圧が大きく変動するため、身体には知らず知らずのうちに大きな負荷がかかっているのです。

ストレスを予防するということは難しいものですが、ストレスの原因を知り、上手に付き合っていくことが大切となります。

ストレスの要因は心理的な側面と生理的な側面に分けることができます。

心理的な側面としては、新しい環境に適応することや、やらなければいけない事の責任・プレッシャーが負担となりやすいです

一方で、生理的な側面としては、気温の上昇や日照時間の増加により、体内のメラトニンやセロトニンなどの神経伝達物質の分泌量が変化し、生活リズムなどが変わってしまうということがあります。安定していた体の調子が、外的要因によって乱れてしまい、身体に負荷がかかるというケースも多いです。また、人によっては花粉症などのアレルギー症状による負荷もかかり、五月病へとつながってしまう場合があります。

急激な生活リズムの変化や仕事へのストレスが、五月病の直接の原因になりうるのです。また、五月病は自覚症状が軽度な場合もあるため、自覚しにくいこともあります。

 

富田林市梅の里1-19-15
ますい鍼灸整骨院